桂木とくのみ園では平成18年から毎年、古切手作品を製作しています。
今年の作品は、来年の干支「龍」です🐲
京都の建仁寺にある、ふすま絵をもとに作成しました。
今回は、「障がい者週間(12月3~9日)」に合わせ、
飯塚市役所1階多目的ホールにて当作品の展示をさせて頂きました。
期間中は西日本新聞様の朝刊にも掲載して頂き、会場ではたくさんの方々に見て頂きました。
作品を製作するにあたり苦労した点は、
原画はモノトーンでしたので、色合いをどのようにするかと、動きをどのように出すかです。
動きについては、細かく切手を貼り合わせたり、
版画の重ね刷りを参考に、切手の上に更に切手を貼る“重ね貼り”をしています。
これにより、色の濃淡がハッキリとし動きを感じられるようにしました。
このような工夫をした事で、使用した枚数は約10,000万枚となりました。
ちなみに、近くでよく見ると、サルや犬などの干支の動物の切手が散りばめられています。
近くで見ると遊び心を感じ
遠くで見ると龍がまさに動き出そうとする迫力を感じて頂けると思います。
皆様にとって来年は、天に昇る龍が如く、飛躍の年をとなりますようお祈り申し上げます。